ジグザグ!

遠い夏のゴッホ

 

誰も知らない小さな森。
土の中で暮らすユウダチゼミの幼虫ゴッホは、幸せの絶頂にいた。
幼馴染のベアトリーチェと、1年後の夏に地上へ出てセミになり、本物の恋人同士になろうと約束したからだ。
ところが、ゴッホは自分が産まれた年を勘違いしていることに気が付いていなかった。
来年ではなく、今年の夏、彼は地上に出て羽化をしなければならないのだ。
…絶望の中、ただひとり地上へ出てセミになってしまうゴッホ
一度セミになってしまえば、彼がベアトリーチェに再会する方法は、来年の夏まで生き延びる以外にない。
果たして彼は冬を越えて、遠い夏にたどり着くことができるのか?

 

あのアリめちゃくちゃ綺麗だな…と思ってよく見たら陳内さんだった。最後の方、義理堅い様子を見せたところが好きだった。

兼崎健太郎さんが演じていたゴイシクワガタさん超格好良くて無理…ってなってしまった…つまりは、ゴイシクワガタのイルクーツクさんに惚れてしまった。めっちゃカッコイイ。蜜をグラスに注いで飲んでたりしてるの格好良い。落ち着いてるし強いし優しいしゴイシクワガタさんカッコイイ。わたしもゴイシクワガタのイルクーツクさんと冬を越したい。冬を一緒に越させて欲しい。
地響きがしてセミがトカゲ(カマキリだったかもしれない)と戦ってるんだ!って騒いで逃げるシーンで、ゴイシクワガタさんが「やめるんだーーー!!!ゴッホーーー!ゴッホーーーー!」って叫んだあとに、「違う!!!ゴッホじゃない!誰だアイツ…(ドン引き)」って捌けてくシーンで超笑ってしまった。あのシーンもう一回観たすぎて円盤を買おうか迷っているレベル。

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丸目さんのことは刀ステとノラステでしか観たことが無い。刀ステの方は森蘭丸役だったので、どちらかというとストレートプレイとして丸目さんのことを観てたんだけど、 ノラステは2.5寄りだったので…勿論2.5寄りでも好きなお芝居するなあと思ってたんだけど。
キキララみたいな相方が死んでしまったとき、悲しいのか別に何も感じないのかどっちとも取れないような雰囲気を出していたのが良かったなあ。

安西さんのことはよく知らないのに安西さん出るなら観たいって思ってしまうようになった、自分の中では不思議な存在枠。
今回は可愛い幼虫から苦悩するセミまで演じていたけど、印象は変わらず、引き込まれるような不思議なひとだった。独特の雰囲気がある役者だと思った。
四角い森に行ってから元の森に帰ってくるラストシーンはうるうるしてしまった。ところでフィアンセのベアトリーチェも可愛いがすぎる。羽化するシーンがとても良い。 

物語を進めるにあたって笑いを取ろうとねじ込ませてくる手法が苦手なんだけど、宮下さんめっちゃ面白くて、嫌悪感も抱かなかったし普通に笑ってしまった!笑いを取るのが上手な人が笑いを取ろうとするのは面白くて良いなって思えるようになった。

とても美しい世界を見せてもらった。文章で表現できないのが悔しい。