ジグザグ!

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いろんなことをかくよ!

感想:舞台『マスカレイドミラージュ』

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貴族の秘密の社交場、仮面舞踏会。
ある夜、その主催であるジルコニア家に一通の予告状が届く。
差出人の名は「怪盗アインザッツ」。

“今宵、最高の美女をいただきに参上する”

名門貴族の跡取りであるレイジーは、 かつて盗まれたルビーのネックレスを取り返すべく、 警察官でもある親友のシーノと共に舞踏会へと潜入する。
周囲の策略や思惑に巻き込まれながらもアインザッツを追ううちに、レイジーとシーノはアインザッツが抱える“謎”と、その裏に隠された“真実”に気づいていく。

やがてその“真実”は3人がそれぞれ秘めていた心のうちをも明らかにし、一夜限りの幻と思われた仮面劇は 予想もしなかった展開を見せ始める――。

 

いつもあらまきさんの現場に一緒に行っている友人が元々うたぷりが好きで、その中でも寿嶺二さんが好きなので行きたい!ってことで申し込んで、初日と9/30のマチネに行ってきました。

わたしはアニメを二期(?)くらいまで観ていた程度の超にわかで、この舞台シリーズの第一弾が発表されたときの荒れ方についていけていなかった。ぼうぼうと火の粉が舞う対岸の火事の様子を眺めていたのだけど、原作ファンが俳優に直接暴言を浴びせているのを目の当たりにして非常に不快な思いをした。もちろん母数が膨大すぎるので、そんなことをする原作ファンはほんの一握りだと信じている。そのようなことがあったので正直めちゃくちゃ怖かった。

まず友人に言われたことは、「そめちゃんたちはプリンスさまではない」ということだった。概念からの説明をされて混乱した。


このように理解したわけです。なぜアウトレイジに例えたのか。でもこれで分かった。二代目!先代のプリンスさまからバトンタッチした二代目!

シリアスなシーンと面白いシーンが自然に混在していて無理矢理に場面を繋いだ感もなく、メリハリがあって常に面白い(笑えるという意味ではなく)。中だるみも無いしテンポよく進んでいって中盤から終盤にかけての大騒ぎな場面もめちゃくちゃ楽しい。観ていて「めっちゃ楽しいなこの舞台」って思って、終わったあとにパンフレットを見たら脚本・演出がほさかようさんだった。なるほど。

そのパンフレットなんだけど、S席だとパンフレット付きだった。てっきりプレミアム席だけだと思ってたからビックリした。ちゃんとしたパンフレットだったのに太っ腹。

お芝居のときの衣装がすごく好き。お金かかってそうだったなぁ。しっかりした生地で結構作り込んでたように見えた。また染谷さんが似合う似合う…白いタイツ似合いすぎだから。でも家の中に居るときはロングブーツなのね。膝下の。それもよく似合う。
レビューパートのときのお衣装はどうした??????ってなるんだけど…でも普通のひとが着たら大事故になってるところを「衣装だぁっせぇ!」で済むキャスト陣はすごいと思った。

メインキャストのサイドをかためる役者に力が入っている。窪寺昭さん、少年社中の堀池直毅さん、きしたくこと岸本直也さん、関戸博一さん。この役者さんたちもほぼずっと出ている。すごい。きしたくさんがさぁ…分かる…?トキエンタ仕込みのトキエンタ〜〜〜〜な笑いを取ろうとするわけ…まじトキエンタだった。窪寺さんほんと格好良くて最高のイケオジって感じ…出て来ると場がピシッと引き締まる。専科…って感じ(ヅカオタだけに伝わればいい)。

個人的にすごい「よっしゃ」ってなったシーンは、本当に序盤の方の仮面舞踏会のシーンで染谷さんがダンスに誘う際に白い手袋をクチに咥えて(っていうか歯で噛んで)外す所です。まだ観てないひととかには絶対見て欲しい。ライビュでも映して欲しい。円盤では超どアップで映して欲しい。
あと染谷さんが相手の手の甲にキスするシーンも2回くらいあって「最高か?」って思った。
そしてお染ステップも良かった。ダンスのシーンね。結構しっかり踊る。

太田基裕さんは、やっぱり劇中で歌唱面で頼られていたというか劇中ではもっくんしか歌っていない。もっくんのお衣装もすごい可愛くて。結構ロング丈の衣装なんだけど、元々高身長だしヒールもプラスされてたから立ち姿が格好良かった。

田川大樹さんもこれまた背がすっごく高くてスラッとしててとにかくスタイルが良くて舞台映えする。舞台歴を見たら今年から始まっていて今作で出演3作目っぽくて驚いた。全然初心者感がなくて、てっきり何年もやっているかと思った。田川さんの役は二重人格で正反対のキャラになって、その切り替わりとか振り幅がハッキリしてて見てて楽しい。

貴族社会、仮面舞踏会、レイピア(洋剣)、錬金術、オートマータ、スチームパンクにゃーーーーーん!!!などなど、ドドドストライクな題材がいっぱい詰め込まれていた舞台。

お衣装とかもお金かかって凝ってるしお話も面白いしキャスト陣も豪華でクオリティの高い舞台なのにとにかく日程が少ないのが勿体ない。しかもAiiA。キャパ小さいよ!でもこのキャスト陣だとそうそう長い日程押さえるのが難しいのかもしれない。もう少し日程があればもっと観たかったと思うくらい、超〜〜〜楽しかったです。


マスカレイドミラージュ
脚本演出 ▶ ほさかよう

東京公演 ▶ 2017/9/28〜10/1
神戸公演 ▶ 2017/10/5〜10/8 

劇  場 ▶ AiiA 2.5 Theater Tokyo・新神戸オリエンタル劇場
音  楽 ▶ Elements Garden
制  作 ▶ 劇団シャイニング