ジグザグ!

ジグザグ!

いろんなことをかくよ!

感想:ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!! 勝者と敗者』東京凱旋

f:id:zigxzag:20171005015507j:plain

今作が発表された時、遠征はせずに東京公演だけ行こうと思ったのと、「絶対に行くこと」は今作でおしまいにしようと思っていました。理由は色々とあるのですが、とにかく東京凱旋公演はわたしにとっての一区切りでした。
穏やかな気持ちで観てきましたのでゆるゆるとした感想を残してみたいと思います。


突然ですが、わたしは本当にどうしようもないので、常日頃の行いの悪さがたまに一気に仇となってバチが当たることがあります。で、バチが当たったのがハイステに行く日でした。


〜わたしとようじょとヤンママ〜
乗っていたバスが地元駅に着き、わたしはバスを降りて駅へと向かおうとした。するとわたしの目の前に幼女がウロチョロと歩いている。追い抜きたい。でも幼女にぶつかってしまうのはイヤだ。
そう思ったわたしは歩道から車道の端に降り、幼女を抜かしてから歩道に戻ろう。そう思った。計画通りに車道の端に降り幼女を抜かして歩道に戻ろうとした、その時。わたしはスカーチョの裾を踏んだのか、ズシャア!とそれは派手に転んだ。何度も転んだことがあるが、何故スローモーションになるのだろうか。とにかく派手に転んだ。しかしやはりそこは伝統にのっとり、すぐにスクッと立ち上がりスタスタと歩いた。痛くないですよhaha…というように軽快に歩いてみせた。
駅のホームで恐る恐るスカーチョを見た。めちゃくちゃ両膝が白くなってる。黒だからめちゃくちゃ目立つ。しかも右の太ももに根性焼きされたみたいな穴空いとる。100%根性焼きの穴に見える。
わたしはとにかく友人との合流地点である横浜駅に着くまで頑張ろうと思った。するとおばあちゃんがわたしに近づいてきて、大きな声で「大丈夫だったあ??あらーーー膝が白くなってるじゃない、穴も空いてるじゃない!」と話しかけてきた。その間にわたしが転んだ元凶である幼女とヤンママも通り過ぎて行った。
おばあちゃんは優しいのだと思う。わたしがめちゃくちゃド派手に転んだので、心配だったんだと思う。おばあちゃんは続けて、自分が2年前にすごい転び方をして大怪我をしたといったエピソードを話していた。わたしは、放っておいてくれと思っていた。ただでさえ大勢の目撃者の中、ド派手に転んだので羞恥心で死にそうだったから、放っておいて欲しかった。
そうしているうちにやっと電車が来て、わたしはおばあちゃんに会釈をして逃げるように別の車輌に乗った。
車輌は空いていたので座ったのだが、両膝が真っ白で根性焼きのような穴も空いているので完全に事件のにおいをさせていた。つらかった。友人と合流したとき、どれほど嬉しかったことか。急いでルミネで服を買ってトイレで着替えた。そしたら生理になっていた。死にたい、と思った。

でも死ねない、どうにかしてハイステに行きたいと思った。何故なら3列目だったからだ…一区切りつける公演、マイ千秋楽。3列目。行かなくてはいけなかった。
どうしようもない情報だけど、わたしは生理は一日目がしんどい。そしてわたしは錠剤が一切飲めない。めちゃくちゃ小さく砕いてバナナに埋め込んでもバナナだけが喉を通り過ぎるし、「おくすり飲めたね」も試したけどゼリーだけが喉を通り過ぎる。とにかく錠剤が飲めない。
いざという時は、錠剤を歯で噛み砕いて水で流し込んでいる。良くないと知っているけど、今回もその技を使った。すごく苦いです…。早く粉薬タイプの痛み止めを買わないといけないと思っていますねえ…
そんなわたしを哀れに思ったのか、友人はお茶をするために入ったハーブスでご馳走してくれた。人の善意に触れ、錠剤も噛み砕いて飲んで、ハイステを観ました。ここからやっとハイステの話をします。

〜ハイステの話〜
3月の東京公演を観たとき、スガさんが活躍するのすごく楽しくて。スガ役は猪野先生なのでどーしても贔屓目で観てしまってます。眼福。ご両親にまじ感謝。感謝しか出来ない。
猪野先生は初演からずっとスガさんとして出演していますが、コート外からコート内のチームメイトを鼓舞している姿を観ることの方が多くて。
わたしはコート外で一緒に戦っているお芝居をしている猪野先生を観るのもとても好きだったんですけど、本格的にコート内で、大地さんや旭さんと試合に参加する姿はやっぱりもっと好きでした。烏野の三年生は戦友すぎるので、三人で!コートに!立たせてあげたいじゃないですか!ね!浅はかな感想ですけど、スガさんが猪野先生でよかったです。

そして影山役の木村先生。試合の最後の方だったかな。目を潤ませてて涙声になっていて、すごく役に入っていたんだなって。
もうとにかく、個人的に観ていてとても安心できる人だなと思ってます。まだ若い役者だけどプロ根性も感じますし、いろいろと揃っているにも関わらず、演出家に振り回されているのが本当に勿体無いないと思っていました。今作は演出家に振り回されてる感が顕著で、大変だろうなって思ってたんですけど。
来年3月にすごい舞台に出演が決まっていますが、大きな舞台にすごい役者たちと共演することに、改めておめでとうございます、と祝福の気持ちでいっぱいです。トビウオのきぐるみを着せられることもないでしょうし、ワイヤーアクションみたいなことをさせられることもないと思うと嬉しい。素敵な演出家と役者たちに囲まれてさらに活躍できることを願います。

これは感想として残そうか迷うところなんですけど、及川役のあ…まさんマジ滑舌悪すぎてヤバイと思いました。静かな中、あ…まさんが喋る時は滑舌ヤバすぎて喋らせないであげて!って思う程で、声が悪いとか低音高音で聞き取りづらいみたいな役者は居たりしますけど、根本的に滑舌が悪すぎだと思いました。

ハイステは役者歴とか芝居の上手い下手とか運動神経の良し悪しとかかなり差がある座組だと思っているんですけど、わたしはそんなバラバラな役者たちがたくさん集まって頑張っている姿を観るのが単純に好きでした。演出家どうにかならないかな、運動量もっと軽減しないかな、斜めの舞台にぐるぐるする舞台装置の上で激しい動きをするから役者が怪我しないか心配だな、って思ったりもしましたけど。
舞台を観るからにはみんな平均して上手であって欲しいと思うんだけど、ハイステはアンバランスさも受け入れて観て楽しんでました。

あと、わたし、ハイステの音楽がすごく好きです!特にOPの音楽が好きで、アレを聴くとうわ〜〜〜ってなります。名曲だと思います。OPで一度満足しちゃう。本当にあのOPが好き。

チケッティング頑張ったり、遠征に行ったり、怒ったり泣いたり笑ったりと、ハイステを通じて色々とありました。役者のみなさま、楽しい思い出をありがとうございました。

最後に、根性焼きのような穴の写真です。

f:id:zigxzag:20170508220423j:plain

ハイキュー!! 勝者と敗者
東京公演 ▶ 2017/3/24〜3/26
宮城公演 ▶ 2017/3/31〜4/2
大阪公演 ▶ 2017/4/13〜4/16
福岡公演 ▶ 2017/4/21〜4/23
東京公演 ▶ 2017/4/28〜5/7(凱旋)

劇  場 ▶ TDC・多賀城市民会館・梅田芸術劇場メインホール・キャナルシティ劇場
脚  本 ▶ 中屋敷法仁・ウォーリー木下
演  出 ▶ ウォーリー木下

音  楽 ▶ 和田俊輔
製作委員 ▶ TBS・ネルケプランニング東宝集英社・キューブ