ジグザグ!

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ジグザグ!

宝塚星組・朝水りょうくんのファンです

TEEN×TEEN THEATER『初恋モンスター』感想

トーリー

箱入りお嬢様の二階堂夏歩は高校入学を機に故郷の親元を離れ、東京にある下宿屋「華すみ荘(かすみそう)」で一人暮らしをすることになる。
そこで出会った高橋奏に車に轢かれそうになったところを助けられ一目惚れするが、実は彼がまだ小学生だったという驚愕の事実に直面してしまう。

脚本・演出

川尻恵太(SUGARBOY)
 ・ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』
 ・舞台『じょしらく

キャスト

二階堂夏歩(奥田こころ
長い黒髪の小柄な美少女。実家は大地主のお嬢様。過保護に育てられたせいで幼いころから同級生に距離を置かれ、他人との付き合い方が分からず自分に自信が持てないでいる。奏を小学生とは知らずに一目惚れし勢いで思わず告白してしまい、なりゆきで付き合うことになる。

高橋奏(荒牧慶彦)
華すみ荘大家の一人息子。小学5年生で身長173センチと小学生離れした大人顔まけの容貌をしている。夏歩に告白され、「彼氏」として付き合うようになる。

高橋修吾(郷本直也)
華すみ荘の大家。奏の父。二年前に妻に先立たれ、男手一つで奏を育てており、下宿での食事作りも担当している。

篠原耕太(ゆうたろう)
華すみ荘の住人。高校1年生。内気な性格で長い前髪で顔を隠しているが、素顔は中性的な美少年。癖の強い住人や奏の級友達に振り回されている苦労人。ポエムを作るのが趣味。夏歩に想いを寄せている。

長澤嵐(田中涼星)
華すみ荘の住人。大学院生。フィギュアと美少女と男の娘が好きなオタク。人が好く、面倒見のいい性格。

多賀敦史(小野健斗)
華すみ荘の住人。大学1年生。表向きは善人だが裏のある性格。女嫌いでことあるごとに夏歩に険悪な態度を取る。奏のことは実の弟のように可愛がっている。

三宮銀次郎(神里優希)
奏の友達。通称「ギン」。奏達とは小学校入学当初から仲が良い。奏と同じく実年齢とかけ離れた外見をしており、いつも蝶ネクタイをしている。オカルト系雑誌を愛読しており、宇宙人に興味を持っている。将来の夢は家業の産婦人科医かNASAに入ること。

金子十六(佐川大樹)
奏の友達。通称「トム」。リーゼントと特攻服がトレードマークのヤンキー系小学生。

野口一男(シェーン)
奏、銀次郎、十六の友達。通称「カズ」。仲良し四人組の中では唯一年相応の外見をしているが、性格は一番大人っぽく学級委員も務めるしっかり者。女装した耕太に一目惚れする。

二階堂大谷(星乃勇太)
夏歩の兄(29)。お面をつけて行動することがある。年の離れた妹の夏歩を溺愛している。夏歩と奏の交際に反対し、奏と「だるまさんがころんだ」で夏歩を賭けた勝負をする。

雑感だけど、どうする?

  • チケットを入手しても座席がどのような形態になっているか分からなかった。360度ってHPに書いてあったから円形ステージなのだろうとは思っていたけどなんとなく事前に把握しておきたかった。特にAブロックとDブロックがステージを挟んで対面してるということは知っておきたかった。
    なぜなら様々な手段でチケットを取ったのにも関わらずほぼDブロックだったからです!呪いかな?交換も考えたのだけど、友だちと「わたしたちはNight ship "D"*1の乗組員なのだな…」ということでDブロックで観劇し続ける覚悟を決めました。1回だけCブロックだった。結果から言うとDブロックは奥のステージにも円形ステージにも近くてよかったです!

  • 一体何をやらされるのだと不安だった。彼が一体何をしたっていうんだ。真面目に芸事の道を歩んでいただけではないか。と嘆いた日もありました。

    小学生達が会場の全てを使って遊び回るプレイエリアフリーシステム!!
    360度のイケないスペクタクルがあなたを待ち受ける!そして、奏や夏歩たちのやり取りが、あなたのすぐ近くで!?
    「もう、こんなに近かったら・・・汗どころか・・・吐息までかかっちゃうよ・・・」システムで皆様をおもてなしいたします。
    http://hatsukoimonster-stage.com/

 

  • セットがおもちゃ箱の中みたいでとても可愛かったよ!

  • 息子役がよくお似合いです。またしてもお父さんが銀髪だな!(戦国無双でお父さん役だったいのちゃんも銀髪だった。再演して欲しいとずっと思ってる。)

  • 体操着によってヨシヒコ・アラマキのガタイの良さがめちゃくちゃ強調されるの段。彼は恵体なのだ。*2

  • 田中涼星さんの動きが江頭2:50みたい。とてもエネルギッシュなきもちわるさです。テニミュ以外のまともな役のお芝居を観たことがないので、機会があれば観てみたいと思いました。*3

  • 兄様(星乃さん)は後半から出てくるんだけど本当にきもちわるくて最高。兄様が劇場を支配する瞬間があるくらいなのに、アフタートークや千秋楽の挨拶は死ぬ程当たり障りのないコメントしかしない。

  • 小野健斗さんと田中涼星さんが並ぶと顔面とスタイルが良すぎてセカンドインパクト起きてた。ヴィジュアルの暴力。

  • 「小学生にはウルサイんだよね」と主張する友だち曰く(通報しておきます)、ギン役の神里優希さんとのことを「とても小学生らしくてよい」とずーっと褒めてました。わたしもギン好きだった!捌ける時に「ウケる」って言うんだけど、その言い方が独特で毎回笑っちゃった。あと、嵐さん(涼星さん)が写真撮りまくってるシーンのギンがすごく面白い。すべてがシュール。

  • 不二くんを演じた神里さんがち◎こをぶつけてしまったり「ニンジンを食べるとゲボが出るからな」「縛る担当にするぞ」「びっくりの最上級…つまりおったまげるだろうな!」「オカルトにもエロいことにも興味がある」「昨日打ったち◎こがまだ痛い」とか言ってるのすごいと思うんよね。

  • 田中涼星さんの顔面がすごい。テニミュ好きな友人から彼はイケメンですどうぞご贔屓に、と聞いてはいたんだけど本当に顔面がすごい。スタイルもすごい。何もかも手に入れてしまったのか君は。

  • 顔面もスタイルもすごい涼星さんがハジけてるのすごいし「きもちわるい」って言われるのすごい。

  • 引っ込めてしまったエントリにも書いたけど、神里さんも涼星さんも去年観に行ったテニミュに出ていたのに、あまりのキャラクターの濃さに別人みたいで、はじめまして…って感じだった。シャカリキファイトブンブン

  • 兄様(星乃さん)が市松人形を背負ってるんだけど、初めて背中を見た瞬間は笑い死にました。周りも死んだ。*4

  • 兄様のせいでみんな笑う。荒牧さんも耐えかねて笑う。こころちゃんも笑う。はぴねす溢れる世界。後ろに立ってる小野健斗パイセンは笑わない。すごい。

  • 夏歩役のこころちゃんのことが可愛くて仕方なくなる兄様現象が起きる。初日は緊張してるかなといった表情だったけど、千秋楽は安堵したのか寂しくなっちゃったのか泣いていてうわーーーーんってなった。ほぼ役者のファンしか居ないし唯一の女性キャストだし中学一年生だし気を張ったのではないかと勝手に想像して勝手に胸がぎゅっとなった。こころちゃん。こころちゃんに逢いたい。

  • 東北の実家に帰ってしまった夏歩を追って奏がチャリを漕いで向かっている途中で断念せざるをえない状況に陥ってしまうシーンがあって、レンタカーで敦史が現れて車に乗せてくれるんだけど、助手席に座った奏の頭をやさしい眼差しでぽんぽんってしたり疲れた奏が眠ってしまった後に音楽のボリュームを調整する演技をした小野健斗パイセン。健斗オッパ…///ってなるから…。

  • アフタートーク、涼星さんは郷本さんのことだけ見つめすぎだぜ?無意識に見てる感じだった。郷本さんを見ながら話すんだよ(笑)。精神的に頼りにしてるのかなと見ていて思いました。

似せなくても楽しいものは楽しい

原作付きの舞台であっても、役者がキャラクターの声質に合わないのであれば似せなくても別にいいと個人的には思っています。むしろ気にしなくていいくらいです。似ていたら「似ててすごいね!」って思うけど、声が似てる≠芝居が上手い、なわけで、この点が役者の演技の評価に繋がってしまうのはいやだなあと思っています。
声を似せることは役者の原作へのリスペクトが含まれているとは思うし、原作の言い方に似せるのは好きだったりもするし、実写化としてはそれが正解なのかな。でも似ててもお芝居が下手だと格好悪いし。似せることに力を入れるなら別の所に注力して欲しいなって。わたしは役者自身の声で役者なりの感情の起伏だとかを表現してくれた方が観ていて楽しいと感じます。こんな考えだからあんまり2.5次元の観劇は向いていないんだろうなとは思ってはいるんですけど。

この舞台はキャラクターの声に似せようとはしていなくてうれしかった。わたしは原作もアニメも申し訳ないけど肌に合わなくて詳しい内容まで分からなかったんだけど、ざっくりと声だけは聞いたんです。奏の声が櫻井孝宏さんだったし(他の声優のメンツも豪華でワロタ…)。
荒牧さんは荒牧さんの声、こころちゃんはこころちゃんの声、涼星さんは涼星さんの声…といったようにそれぞれみんな自分の声でお芝居をしていて、それが個人的にすごく良かったな。
 

初単独主演が小学5年生の役だけど、どうする?

去年の8月に某ゲームの舞台化の知らせを目にした時に、日程が彼の誕生月だったのもあって、「もしかしたら彼の誕生月に、彼の大好きなあのゲームで、大好きなあのキャラで初主演くるかもしれない」などと邪推していたのですが、実際に発表されたのはその舞台ではなくって今回の初恋モンスターでした。フライングがあったけど、本人から発表になった日は彼が出演するミラステを観る日でした。


正直なところ、そ…そうきたか…どうする…と狼狽した。想定外だった。主演が決まったことはほんとにほんとにうれしかったけど、題材が不安だなあと複雑な気持ちを抱えながら友だちと合流して劇場へと向かったことを覚えています。けれどその日は珍しく席運がよくて最前列のド真ん中の席であったため、顔面めがけて幾度となくゼロ距離で噴射されるバカみたいに臭いスモークによってもやもやは掻き消された。よき思い出です。

信頼と実績のヨシヒコ・アラマキ

彼は公演が全て終わるとネット放送で作品に対してどのような気持ちで挑んだかとか裏話を話してくれたり、振り返りブログを更新してくれて、断片的ではあるけれどもそれらから彼のお仕事に対する姿勢というものを感じることが出来ます。
ネット放送で話していた内容については有料放送なのでここには書けませんが、本作については万人受けする作品ではないのでどうしたら楽しんでもらえるかといったことを考えながら色々と試行錯誤したようでした。
まあ放送の最後の方はアナゴさんとかのモノマネしてたけどな!アナゴさんていうか若本さんだったけど*5
彼の仕事面についてはすごく信用していて。役者として出来うる限りの舞台を見せてくれるだろうって安心感はありました。

 

出演者みんなサイコーだった!

これだけ楽しかったのって、出演者やスタッフみんなの努力の賜物だったと思うんだ。とにかく贔屓目で語っています。ほとんどの出演者のことを贔屓目に見ているから…!ファンですらうーーーーん?ってなってしまう題材だったのに、実際に舞台を観に行ったらとにかく面白くてくだらなくてしょーもなくて2時間ずっと楽しかったから*6
舞台上で人を笑わせることってとてもむずかしいことだと思うから、特にみんなをいっぱい笑わせまくっていた神里さんや涼星さんや星乃さんすごいよー!


座組の雰囲気が良さそうだったのがサイコーです。ゆうたろうさんのブログを読んで、あーやっぱり雰囲気いいんだなって。

稽古の時からずっと思ってたんだけどキャストの方々、演出家さん監督さん含めスタッフの方々、皆さんが良い人過ぎてずっとずっと幸せだったんじゃ、こんなに楽しくあって良いのかってずっと思ってた。舞台って正直怖いイメージがあった。
昨日本番終わりみんなでご飯会してたんだけどそこで偉い方がこのカンパニーは天国って言ってて、やっぱりそうなんだって。
脚本、演出の川尻さんも、主演の荒牧くんも最初から楽しみながら、遊びながらやりたいって言ってて。 -ゆうたろう公式ブログ

 
出演者みんなが面白い作品を作り上げようと取り組んでいるんだろうな、とか、雰囲気のいい座組なんだろうな、とか何となく感じ取れました。とにかくみんなおだやかそうだった。平和!とても平和な座組!
去年の秋に戻って不安に思っている自分に、毎日劇場で笑ってるし出演者がみんなサイコーだから心配しないでって教えてあげたい。

初めて彼が単独主演と座長を務めた舞台が素敵な共演者に恵まれてすごく嬉しい。荒牧さんがここまでくだらないことするの後にも先にもないかもしれないし新たな一面を見れたなと思います。

わーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!


興味が湧いたら動画観てみてください。02:05辺りに兄様が出てきます。しかし公演中は観客が笑ってるけどゲネプロでこの舞台やるのはエグいな…って思ってたけど兄様の部分耳澄ませてたら笑い声聞こえてワロタ

 

ネット記事

 


全体的に「〜と思った。」とか「良かった」「嬉しかった」とか小学生みたいな文章になっちゃったな!まあいいか小学生の話だったし!荒牧さんが「IQ3の舞台」って言ったし!このくらいで終わりにするけど、どうする?

*1:いにしえのヴィジュアル系バンド『D』の代表曲。

*2:

*3:

*4:

*5:似ている。

*6:万人受けするか、役者ファンじゃないひとが観たらどう感じるかは分からない…。